毛穴のたるみの対策

毛穴のたるみ、ほうれい線の対策

毛穴のたるみ、ほうれい線は肌断食だけでは改善できない

たるみ、法令線

湯シャン・水洗顔・肌断食でニキビや湿疹、赤みなどの肌荒れは改善しやすい。
日常的に手で顔を触らないなど、細かな点を気を付ける必要はありますが、肌断食は肌荒れの原因を取り除くものなので、改善しやすい傾向にあります。

しかし、毛穴のたるみやほうれい線は、肌断食だけでは限界があります。
口元から顎に伸びているマリオネットラインの兆しが見えていたら要注意!

もちろん、コラーゲン配合やヒアルロン酸配合の化粧品でも何とかできるものではありません。
逆にコラーゲンやヒアルロン酸の粉で肌が乾燥したり、不要なものが肌に残って肌荒れなどの原因となります。

老け顔の原因はしわよりもたるみにあり。


なぜ顔がたるみ、ほうれい線ができるの?

疑問

そもそも頬のたるみは、筋肉が衰え、脂肪の重みで下に落ちてしまう現象。
頬の毛穴が楕円形だったり、線でつながっている帯状毛穴の場合、たるみが原因です。

口の端から伸びているマリオネットラインも頭皮がたるみ、そのたるみが頬をたるませてできた状態です。なので、たるみを改善しようと思えば、顔だけでなく、頭皮も改善してあげなくてはなりません。

私も湯シャンや水洗顔を始める前はこんなにたるんでいました。
今、振り返れば、意識的な運動もせず、頭皮はガンガンシャンプーを使い、化粧品に頼りきり、たるみ一直線な生活をしていたものです。

こめかみのあたりを上にギュッと上げてみてください。
毛穴が目立たなくなれば、それは「たるみ」です。
よく、毛穴の黒ずみと勘違いして、方向違いな手当をする人がおられますが、こういうたるみは、上記のように化粧品の力では誤魔化す程度しかできません。

たるみやほうれい線は、運動を適度に行い、顔の脂肪を減らしていくと徐々に改善します。
よく痩せているけど、顔は丸々として二重あごという人(以前の私)がいますが、そのような人は運動不足の可能性大なのでぜひ運動にチャレンジしてみてください。



まずは口元・あごのたるみ対策からはじめましょう

たるみで老化が現れてくる部位と言えばやはり口元やあご。
口元やあごがたるんでいるとうんと老けて見えます。
このような老化現象を遅らせるためには、まずは笑顔を心がけ、不機嫌な顔をなるべくしないことです。への字口の顔は要注意!また、ガックリとうなだれたような姿勢や猫背を長時間続けるのもよくありません(それだけでも老けて見えますね)。
そして次のような顔面運動を時間があるときにでも行うとなお効果的です。

イーオー体操
イーオー
舌回し体操
舌回し体操

一番簡単で始めやすいのが、イーオー運動。
「イーオーイーオー」と口を動かす顔面運動です。
顔の筋肉に適度な負担がかかり初心者に適しています。

上記で物足りない方、上記をマスターしたという方は、舌回し体操がおすすめです。
舌で歯茎をなぞるように右回りに20回、左回りに20回行います。
単純ですが、結構ハードで初めての場合20回も回さないうちに疲れちゃいます。
最初はできるところまでで徐々に回数を増やしていくとよいでしょう。
1日2~3回、気が付いたときに行うとよいでしょう。 顎や頬の筋肉を鍛えます。

動画で見るとこんな感じ↓(動画:美レンジャー様より)
もう一つの口角を上げる体操も手軽にできて効果的です。

まずは笑顔のある生活を心がけましょう。たるみが気になる場合は、表情筋を動かす運動をするとよいでしょう。特にあごや口元には注意を!


小ネタ:ふき戻しでほうれい線対策?

皆さんは子どもの頃、ふき戻しで遊びませんでしたか?

実は、このふき戻し、口元の筋肉を使うので、ほうれい線や二重あごの対策にもよいと評判です。

右のものは医療用で、呼吸が弱い人、飲み込む力が弱い人、高齢者などに使われています。

ただ、美容面(ほうれい線対策)に使うには、わざわざ取り寄せる必要があるかどうかは疑問なところ。

単純にフーッと吹いたり、吸い込んだりするのを繰り返すだけでもトレーニングになりそうだと思った次第です。あれ?ストローで吹いたり吸ったりして筋肉を動かすストロビクスにちょい似てる?まあ、肝心なところは運動なのですがね。


室内でも静かにできる全身運動

たるみなし

毛穴のたるみ、ほうれい線、マリオネットラインは、上記の顔面運動だけでなく、全身運動を取り入れると効果的。

ただ、ハードな運動は返ってストレスになるので、自分のペースでゆっくりできる運動がよいでしょう。

ジョギングでもウォーキングでもよいのですが、紫外線の多い時期は、お部屋の中でできる踏み台昇降やスクワットなどがおすすめです。

踏み台昇降は、踏み台の下に座布団やスポンジなどおいておけば、階下に響くこともなく、マンションでも実践可能です。

なお、右上の写真は2015年3月時点(36歳)の筆者の状態。
毎日スクワットを続けた結果、体も顔も引き締まってきました。
こちらの33歳の頃から見ると、ずいぶんとたるみ、むくみが改善しています。

なお、運動がめんどくさい、苦手という人は、顔のツボを試してみてくださいね。



効果的な踏み台昇降・スクワットのやり方

A.踏み台昇降のやり方

やり方は想像がつくとは思いますが、念のため書いておきます。
1.片足を台に上げます。
2.もう片方の足も台に上げます。
3.最初に上げた方の足を台から下ろします。
4.もう片方の足も台から下ろします。
5.1~4を繰り返します。

太ももやお尻を動かすことによって、下半身の脂肪を燃焼させ筋肉を増やします。
(脂肪は筋肉の燃料となります) このような有酸素運動は、ダイエットにはもちろん、アンチエイジングにも効果があります。

※踏み台昇降の台は、段ボールに雑誌か辞書をつめてつくるとよいでしょう。
※余裕があれば腕を振りましょう。

B.スロースクワットのやり方

1.足を肩幅に広げます。手を前にまっすぐ伸ばします。背筋をまっすぐ伸ばします。
※手を伸ばした状態でしんどい場合は、手を頭の後ろに回してもよいでしょう。
2.しゃがんだ状態から3~5秒かけて体をゆっくりと持ち上げます。
3.足が伸びきらないところで1秒くらい静止し、また3~5秒かけてしゃがみます。
4.しゃがんだ状態で5秒くらい静止し、また2から繰り返します。

運動

※膝がつま先より出ると関節を痛めやすいのでご注意ください。
※慣れてきたら上げ下げの動作を5秒くらいかけて行いましょう。
※ヒップアップにも効果的。


たるみ、ほうれい線 まとめ

・まずは笑顔のある生活を心がけましょう。不機嫌な顔は老化の元。

・ガックリとうなだれた姿勢や猫背はアゴのたるみの元。

・口元・あごのたるみは特に老け顔に見えやすい。
イーオー体操、舌回し体操でカバーを。

・部位的にたるみを改善したい場合はストロビクスか顔ダンスがおすすめ。

・毛穴のたるみ、ほうれい線、口元のたるみ(マリオネットライン)は、全身運動が効果的。
(ただし気長にいきましょう)

・口元のたるみ(マリオネットライン)も全身運動を基本とします。
表情筋運動は補助的なもの。イキイキとした表情を作りたい場合に最適です。

・部屋の中で比較的静かにできる踏み台昇降などは腕を振りながらやると全身運動になり、さらに効果的。



↑ PAGE TOP