失敗しない肌断食

肌断食を成功させる

肌断食とは基礎化粧品を使わない美容法。
水洗顔も含みますが、ここでは化粧水やクリームなどの基礎化粧品を使わないことにスポットをあてて説明します。

では、なぜ基礎化粧品を使わない方がよいのでしょうか?
アイテム別に解説してみます。


基礎化粧品どこからやめる?

化粧水
肌荒れしているのに化粧水を塗りこんでいませんか?

1.化粧水:
ほとんどが水でできており、使っても意味がないからです。
顔に水をつけても蒸発してすぐに乾いてしまいます。
返って乾燥する場合もあります。
クリームやゲルはまだ感触のよさという利点がありますが、化粧水はこの利点さえありません。
コメント:真っ先に削るのはこのアイテム。

2.クリーム:
肌断食に慣れている人から見るとベタついて心地悪い。
肌のバリアを壊して浸透する場合もありますので要注意。(他のアイテムもですが)
油分が多く、肌表面に留まり乾きにくい。
ベタベタした感触が好きな人で肌の強い人向け。
見た目はテカったような感じになります。
乾燥が気になるならワセリンを薄くつけましょう。
コメント:ワセリンで代用可能なのですぐ削れます。

3.美容液:
こちらも使っても意味がありません。
コラーゲン、ヒアルロン酸等謳った化粧品がありますが、肌表面から浸透することはありません。
肌表面にとどまり、しっとり感はありますが、化粧水同様、しばらくすると蒸発して乾きます。
(ただし化粧水より持続時間はやや長め)

4.ゲル:
ベタつかないもの、処方構成がシンプルなものを選ぶとサラッとした感触になります。
肌表面にとどまってしっとりした感じにはしてくれますが、肌を改善するものではありません。
多用すると、下にある肌を引っ張りつけ、帯状毛穴(小じわの線でつながった毛穴)の元になるので、依存しないよう気をつけましょう。
粘度の高いものは常に引っ張りつけるので、使っている時点でも、小じわが発生することがあります。

5.日焼け止め:
ほとんど効果なし。
使おうが使うまいが焼けます。肌が見えないくらいにぶ厚く塗れば別ですが、肌へのダメージ大。
日傘、陰を歩く、直射日光を避ける、パーカーを着用等の方が現実的です。


基礎化粧品は肌荒れ改善の役割はない

基礎化粧品は、赤みや湿疹、ニキビ、カサつき等の肌荒れが出やすい人にとっては肌トラブルの原因となることがあります。そこで肌断食の登場なのです。

肌の強い方は、感触や香りを楽しんでもOK。
ただ、肌を改善するものではないことを頭の片隅にでもおいておいてもらえればと思います。


肌断食に入るタイミング

肌断食については、まず、水洗顔ができていることが前提となります。
それまでに基礎化粧品をやめてしまうと乾燥の嵐となる場合もあります。
湯シャン、水洗顔、肌断食と進めていくと効率的です。


肌断食を成功させるには

肌断食とは水洗顔の後に基礎化粧品をつけない美容法。
肌がいたんでいる人は、カサつきや乾燥感に見舞われやすいので、対策を書いておきます。


1.ワセリン
肌断食も慣れないうちは補助を使いましょう。
肌断食の補助は、乾燥の場合はワセリン。
ワセリンは肌に影響を与えないので使っても大丈夫。
これを乾燥が気になる部位に薄くつけておきましょう。

2.ビタミンC
また、乾燥の原因の1つがストレスによる活性酸素。
その活性酸素を除去してくれるのがビタミンC。

しかし日々の生活ではストレスが多いのも事実。
ストレスが多いと血中の活性酸素が増え、ビタミンCの消耗率が高くなります。
また、体調が悪ければより多くを消費します。
このような理由から、ビタミンCを規定量取ってもほとんど消えてしまいます。
つまり、普通の食事では間に合わないと言うことです。
そこで約2時間おきに、ビタミンCの粉末もしくはサプリメント1粒(500mg)を服用。
※ビタミンC粉末については、肌断食中の保湿をご覧下さい。
(筆者はどこのドラッグストアにでも置いてあるDHCのビタミンCを使用)
もちろん、野菜や果物で補うことも忘れずに。

ビタミンCのサプリメントは他のビタミンが入っていないものを選びましょう。
(脂溶性ビタミンは取りすぎの心配があるため)
ビタミンCは水溶性ビタミンなので、取りすぎても尿として排泄されるので問題ありません。
※水溶性で一度に多く取ると余ったビタミンCは流れてしまうということから、2時間おきに1粒ということです。日常ではビタミンCは多く必要、でも一度に多くは取り込めないということで、ビタミンCのサプリを2時間おきに1粒としています。

顔を触る
思わす触っていませんか?

3.肌に触れない
なお、肌荒れを予防・改善するには、自分で顔を触らないように心がけて下さい。
思わず擦ったり、気になって同じ所を触ると炎症の元となります。
また、手は色んな所を触っているため、気付かぬうちに自分の肌にとってアレルギーとなるものを付着させている場合も多いのでお気をつけ下さいませ。
気になって鏡を見て触って確かめる人など、特に要注意!


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